緑区 社会
公開日:2026.06.11
能登地方の復興支援で 横浜を緑区から元気にする会 被災地に13万円超寄付 コンサートで募金活動
バンド「横浜龍(ドラゴン)」のリーダー・加藤武さんが代表を務める「横浜を緑区から元気にする会」は6月4日、能登半島地震輪島市災害義援金として13万5451円を被災地に寄付した。
この寄付金は、同会が2024年から年1回主催し、今年5月23日までに3回にわたり緑公会堂で開催してきたチャリティーコンサートを通じて来場者らから寄せられたもの。毎回会場に募金箱を設置し、寄付を募ってきた。
「人は城、人は石垣」
加藤さんによると、同会は当初「音楽で街を元気にしたい」と緑公会堂でのコンサートを予定していた。その後、24年元日午後4時10分、石川県能登地方を震源とするマグニチュード7・6の地震が発生。友人や大学時代の同級生らが石川県内に暮らしているという加藤さんは「被災地の復興を応援したい」との思いで震災後、チャリティーコンサートという形に切り替えて開催することにしたという。
コンサートには横浜龍をはじめ、ロックバンド「ハリマオ」のギタリストとして知られる黒沢賢吾さんらも登場。巧みな演奏を披露し、会場を大いに盛り上げた。
コンサートの後、加藤さんは募金箱を開封。「1回目の時は、1人で3万円も募金箱に入れてくれる人もいた。震災が起きたばかりで、共鳴してくれる人が多かったですね」。今年のコンサートに石川県から来場した人もおり、加藤さんは「来てくれてうれしかった」と振り返る。
被災者たちや支援者たちに思いを馳せ「人は城、人は石垣」と加藤さん。戦国時代の名将・武田信玄が遺したとされる言葉を想起し「本当にそうだと思う。社会は人がいないと成り立たない。日本は戦後、人と人が助け合ってきたからここまで来たんですよ」と静かに語る。「被災地の人たちの力になれればいいな」。言葉に熱意を込めた。
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