「防災組織を立ち上げ、定期的に防災訓練を実施できるようにしたい」。野川東住宅自治会の柴田眞会長は「救護班などそれぞれグループ分けし、災害時に対応できるようにするのが理想的」と話す。
14階建ての団地などが建ち並ぶ野川東住宅自治会。住宅は、高齢者の単身世帯向け「シルバーハウジング」として機能しており、柴田会長によると同自治会の計344世帯のうち、120近くが高齢者世帯という。
避難所である野川小学校まで徒歩約20分。お年寄りの安全な避難支援など地域共助には「若者の力」を生かしてほしいと考える。「若手をどう育てていくかが課題。若い人には共働き家庭が多く、地域交流の機会が少ないが、毎月の清掃などへの参加を促し、世代間の絆を深めてもらいたい」
防災対策では、近隣自治会や宮前区の町内会と連携。昨年は共同で中学校区の防災マップを作製するなど対策に力を入れている。
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