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高津区 コラム

公開日:2026.04.17

不定期連載コラム 俳優・JUN、かく語りき 第9回 想いを繋いでいく話

  • 左から私、父・穆、そして私のパートナー・ヒデ。大山街道ふるさと館にて撮影。

    左から私、父・穆、そして私のパートナー・ヒデ。大山街道ふるさと館にて撮影。

  • 俳優・JUN、かく語りき (写真2)

  • 俳優・JUN、かく語りき (写真3)

 皆さま、こんにちは。高津区出身の俳優、鈴木淳です。

 今回は、我が鈴木家とタウンニュース高津区版との繋がりについて書いてみたいと思います。

 ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、私の父である鈴木穆は、1996年の「タウンニュース高津区版」創刊と同時に、『高津物語』と題した連載を開始いたしました。

 通算連載回数は1085回を数え、その大部分が『高津物語』上・中・下巻として書籍化されております。父が生まれ育った地元「高津」の諸事実を、父ならではの視点から見つめ、過去の教訓をいかに現代に生かしていくかを長年に渡って書き続けた物語の集大成となりました。

 「高津物語」執筆がきっかけとなり、2000年代から郷土史研究に没頭するようになった父は先日、市制100周年を迎えた川崎市の歩みを振り返る企画のインタビューを受けました。私も同行いたしましたが、まるで昨日のことを話しているかのように、はっきりと自身の記憶を辿っている姿は、まさに「郷土史研究家」鈴木穆そのものであり、我が愛する故郷「高津」出身の大先輩を前にして心が震えました。

後世に遺すべき「生きている言葉」

 「戦争は悲惨であり、かつ残酷でもある。(中略)このままでは戦争体験が風化してしまう。自らを記録する行為は、日本歴史に足跡を残す事。どうか後世の人々に種々な体験を遺産として残していただきたい。」鈴木穆著『高津物語(中巻)』より引用

 父は自らの戦争体験を「生きている言葉」として語ることで、歴史の中の負の遺産と向き合うことの大切さを我々に伝えてくれています。

 縁あって、父と同じ「タウンニュース高津区版」でコラムを掲載させていただいている私が、父の想いを受け継ぎ、一人の表現者として、どのような形で後世に伝えていくべきか。身が引き締まる思いですが、私なりに誠心誠意取り組んで参る所存でございます。

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