長引くコロナ禍で「ストレス過多」「運動不足」の慢性化が懸念される中、区内溝口でチャリティによる「健康ボウリング教室」が行われる。会場は50年以上の歴史を持つ地元の老舗「ムサシボウル」(下村光夫支配人)。実費を除いた参加費は、すべて日本赤十字社に寄附される。
この「健康ボウリング教室」は、1年以上に及ぶ新型コロナウイルスの影響によって外出自粛やテレワークなどを余儀なくされた地域住民の慢性的な運動不足を解消しようというチャリティ企画で定員は30人。初回5月10日(月)を皮切りに毎週月曜日の午前10時半から1回90分、全4回の日程で行われ1人1500円(税込)の参加費は一般的な受講料の約半額に設定。さらに、このうち実費(1200円)を除く300円が日本赤十字に寄附され、新型コロナウイルス感染症への対応にかかる費用、医療機器・材料の購入費を含めた「病院事業運営資金」などとして役立てられる予定となっている。
充実の内容
チャリティを主目的とした特別企画ながら、レッスンの内容は本格的。ムサシボウル専属プロボウラーが講師を担当し、ボウリングの上達法はもちろん「健康な身体づくりのアドバイス」や「効果的なストレッチ方法の伝授」といった、オリジナルプログラムによる「座学」と「実技」の講習が用意されている。
主な講師を務める青木剛プロは「参加される方やスタッフの検温・手指消毒を徹底し、ボウリングフロアを清潔に保つなど安心・安全な開催を心掛けます。新しいご友人づくりの場としても、広く役立てて頂ければ」と話し、参加を呼び掛けている。申込みは事前予約制で、4月12日(月)から電話受付開始(【電話】044・833・6211/10時〜21時)となっている。
さらに参加者特典としてムサシボウルから全員にプレゼントが贈られるほか、レーン裏側の秘密を知る事ができる見学ツアーも実施される。下村支配人も「ボウリングを通して地元の皆様が、今まで以上に健康で笑顔溢れる毎日をお手伝いができれば」と話している。
高津区版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|