かわさきの安全でおいしい水道水を守る会(町井弘明代表)は10月12日、川崎市上下水道局職員を招き出前講座を開催した。多摩市民館を会場に、関心のある市民約40人が参加。質疑応答を中心に意見が交わされた。
同会では、2016年に廃止された生田浄水場の復活を求め活動。井戸の活用や災害時の備えなど、市への要望を続けてきた。今回の講座では、市民が市の水道の現状を知ると同時に、市職員へ市民の願いを届けようと企画。あいさつに立った町井代表は「生田浄水場の復活が安心な水道水の確保に不可欠と考え、あきらめずに運動を進めている」と呼びかけた。
事前に同会が質問した内容に対し、市の回答を確認。生田浄水場用地で川崎フロンターレと市が整備を進める新施設の契約内容や、災害対策の現状、給水スポットの新設などが論点になった。南生田在住の男性は、富士山噴火時の火山灰の影響について言及し、「電気の復旧に相当時間がかかるはず。想定外の被害にどこまで対処できるか検討してほしい」と要望。長尾から来た女性は「生田の地下水がまだ使えるといろんなところで聞いてきた、もったいないと思う」と胸中を語った。
【ナイスオン】【バンバン】【ナイスオン】春のコースデビューキャンペーン~4月30日【ブラッサム・ポラリス】4月22日㈪新台入替 |
<PR>
多摩区・麻生区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|