クリスマスへの思いを語る土江さん
三田コーポ（三田１の12の５）１階に、サンタクロースの人形やクリスマス飾りがずらりと並ぶ一室がある。山梨県・山中湖の「クリスマスの森 サンタクロースミュージアム」名誉館長、土江真輝さん（70）のコレクションが集う「サンタトゥルーランド」だ。
30年ほど前、ドイツのクリスマスマーケットに魅せられ、世界中のグッズを集めて山中湖近くの森に美術館を建てた土江さん。毎年多くの人が訪れ、子どもたちとの数えきれないエピソードが胸に残る。５年前に同館を離れた後、小さな自分の居場所として三田に拠点を構え、３回目のクリスマスを迎える。シーズン外の開所日は気まぐれで、週１回開くかどうか。土江さんは「12月24日と25日はもちろんいます」と笑顔を見せる。
コレクションに限らず、ユーチューブ「Santa Trueland」では自作のクリスマスの物語を配信。今、ウェブ上にサンタの世界を作ろうと準備を進める。近所の学童保育に小さなプレゼントも用意する土江さん。「サンタさんはいると思う子にはいるんですよ」
天使の羽が目印の入口(左)、世界から集めたサンタクロースのコレクション
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