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公開日:2022.02.18

多摩区商連
「SDGs川柳」 募る
コンテスト 10商店会が協力

  • 長沢商店会の原山修会長と、同商店会内の投句箱

 多摩区商店街連合会(安陪修司会長)が今月、「私の街のSDGs川柳コンテスト」として広く作品を募っている。市民団体・多摩エコスタイルプロジェクトと連携した企画で、テーマは「身近に感じたSDGs」。まちの未来を考えるきっかけにつなげていく。

 SDGsは、国連で採択された2030年までに達成すべき世界共通の開発目標。環境や貧困、ジェンダー等の17の目標が掲げられている。

 多摩区商連は昨年1月からSDGs推進を本格始動。11番目の目標「住み続けられるまちづくりを」に関連し、加盟店でのポスター掲示に取り組んできた。共に活動する多摩エコスタイルプロジェクトの本多正典代表は「ポスターは全店舗に掲示できておらず、さらに具体的に関心を持ってもらえることをしないと」と模索。昨秋、長沢商店会の高橋弘幸さんからアイデアを得て、区商連として川柳企画を立ち上げた。高橋さんは「標語や写真でもよかった。SDGsを感じてもらう『きっかけづくり』になれば」と意図を語る。

全小中学校に喚起

 同企画では全17目標を対象に川柳を募集。1人3作品まで、誰でも応募できる。区商連加盟の15商店会のうち10商店会が協力し、計28店舗に投句箱を設置しているほか、各会が景品を準備。大賞の区商連賞としてゲーム機の景品も用意した。

 川崎市と市教委の後援もあり、区内の全市立小中学校にチラシを配布。区役所やこども文化センター等にも配架し、ウェブサイトでの投句も受け付ける。区商連の安陪会長は「簡易包装や街路灯のLED化など、各商店がSDGsに取り組んでいる。川柳を通じてお客さんにも関心を持ってもらい、行動につなげてほしい。楽しい作品をたくさん寄せていただければ」と話している。応募は2月28日締切。詳細はチラシ、区商連サイト。

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