多摩区・麻生区 人物風土記
公開日:2025.06.06
「白山子ども図書館 ほんの森」を運営する「虹の会」の代表を務める
米倉 由布子さん
麻生区王禅寺西在住 66歳
温かな思い 本でつなぐ
○…絵本の読み聞かせなどを通じ、地域でのつながりを育む子ども図書館を運営する虹の会で、6年ほど前から代表を務める。地域社会に貢献する活動に取り組む団体を評価する2024年度の県ボランタリー活動奨励賞を今春、川崎市で唯一受賞。「この活動はやっぱり大事なことだと勇気や自信を持てた」と目を細める。常に良い本、安心する顔、穏やかな空気で包まれた場を目指し、仲間と共にまい進する。
○…「生きる力の源」でもある図書館活動の始まりは、長女が小学1年生だったころ。麻生区に転居したてで、子育て期特有の「何かが足りないような気持ち」になっていた時だった。現在の図書館の前身となる「私設ゆりがおか児童図書館」のチラシを偶然発見。「これだと思った」。笑い声が溢れる空間に足を踏み入れた瞬間から、集う人々に魅了され手伝うように。創設者の死や施設の老朽化などから閉館が決まった後も、そこに根差した思いを引き継ごうと、仲間と活動を再スタートさせた。
○…今幸せを感じるのは『男はつらいよ』の再放送を見る時間。末娘が幼少期に夢中になっていた作品を見返し、ケラケラと笑い、ほろりと涙する。「人のつながりを強く感じるから魅力的。自分たちの活動の出発点を思い出させてくれる」
○…数多あるやりたいことのほとんどが、図書館に訪れる子どもたちと共に何かを作ること。かつて麻生図書館と協働した、戦争がテーマの親子読書会の復活もその一つだ。今後、第2弾の開催や、沖縄に焦点を当てた企画も夢に描く。「本を読んでいるうちに、意識が子どもたちの中に降り積もり、祈りの土台になっていく」。絵本や児童書の持つ力を、子どもだけでなく大人にも伝え続けていく。
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