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特集 法政大学第二中・高等学校 男女共学化・新校舎完成4月1日から新たなスタート

掲載号:2016年4月1日号

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武蔵小杉門から見る新校舎
武蔵小杉門から見る新校舎

 1939(昭和14)年に前身の旧制法政二中が創立され、それから長く中原区で中学・高校教育を提供してきた法政大学第二中・高等学校(北詰昌敬校長/以下、法政二中高)。きょう4月1日から新しくなった新校舎とともに、男女共学校としてスタートを切る。

違いを尊重して学ぶ

 法政二中高は、「自由と進歩」を建学の精神とする法政大学の付属校として創立。これまでに4万人を超える卒業生を輩出してきた。これまでの教育をより進化させるため、今年度から女子生徒が入学する。「これまで男子校で大事にしてきたことは、個性を持つ生徒がそれぞれの違いを認めながら、違いから学ぶということ。4月から女子生徒が入学してくることで、これまで以上に違いが生まれ、学びが拡がることに期待したい」と北詰校長は話す。

 女子生徒が加わることで、力を入れていきたいのが国際交流だという。「女性の留学希望者は多いと聞く。学校のそばには川崎市国際交流センターもあるので、積極的に地域に踏み出して、交流がさかんになるといい」と期待する。

 さらに、女子生徒の部活・クラブとしてチアリーディング部、家庭科部、茶華道部の募集が行われるほか、バスケットボール部、バレーボール部、空手部、剣道部、重量挙部、スキー競技部、フェンシング部、カメラ部、吹奏楽部、放送部なども女子生徒が入部できるようになるという。

「地域との交流拠点に」

 2014年度から教室棟、実習・実験室、体育施設が新校舎になり、追って進められていた木月総合文化棟の工事が、いよいよ終了した。棟内には1300人収容の木月ホール、アクティブラーニングを実践できる図書館、ホテル精養軒が運営する食堂が入る。特に木月ホールは音響にもこだわり、演奏会や音楽イベントなどにも利用できる。学校側も「学校と地域の交流の拠点になれば」と話す。

 3月14日には、新しくなった木月総合文化棟内の食堂で新校舎建設工事(第2期)竣工パーティが行われた。パーティには法政大学の田中優子理事長や大学関係者、北詰校長ら法政二中高関係者、工事に携わった業者などが集まり、建物の完成を祝った。田中理事長は「工事中は生徒のことが気がかりだった。工事はまだ1年続くが(旧校舎を解体し、グラウンドにする工事)、生徒に配慮をお願いしたい」と話すと、北詰校長は「生徒をはじめ、地域の皆さん、大学の生徒にも使ってもらえる大変すばらしい建物ができた。すばらしい校舎の中で、どんな教育をしていくのか、改めて身を引き締めたい」と使命感を滲ませた。

 今後は旧校舎の解体、人工芝のグラウンド、テニスコートの整備があり、すべての工事が終わる来年3月のタイミングで、地域の方を木月ホールに招いての記念行事を計画しているという。

 北詰校長は「地域の皆さまにこの地で70年以上支えてもらい、これまでやってきた。地域とのつながりというのも法政二中高の伝統の一つだと思う。これからも繋がりを大事にしながら学校づくりを行っていきたい」と話した。

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