神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
中原区版 公開:2018年2月16日 エリアトップへ

1月スタートのTVドラマ『海月姫(くらげひめ)』の脚本を手掛ける 徳永 友一さん 小杉町在住 41歳

公開:2018年2月16日

  • X
  • LINE
  • hatena

ドラマは人生の教科書

 ○…「原作ファンのイメージに近づけながら、ドラマならではのことも入れていきたい」。『僕たちがやりました』や『ホームレス中学生』など、数多くの漫画や書籍をドラマ化。今作も少女漫画をもとに、念願だった「月9でラブコメディー」を実現した。「原作付きドラマは、自分の中で一度かみ砕いて再構築する作業。職人芸のようなところがあり、原作者の方に面白いと言われると嬉しい」

 ○…日頃から「これはドラマになるな」という視点でニュースを見て、売れている本をチェックしに地元書店を巡る。以前担当した刑事ドラマでは、「現代女性ならではの事件をテーマに」というプロデューサーの要望に対し、ニュースで見かけた「リア充代行サービス」という情報を元ネタに、時代をとらえた切り口で物語を紡いだことも。「作品づくりで大切にしているのは、視聴者の『今』に寄り添う目線。現代人が何を見ているか意識している」

 ○…横浜市出身。中学生でドラマにハマり、特に好きだったのは『101回目のプロポーズ』。「弱くても人は変われることを表現していて、当時の自分は勇気づけられた。ドラマは人生の教科書。学校では学べない、いろんなことを教えてくれる」。大学卒業後、働きながら脚本家を目指し、人生が一変したのは28歳のころ。テレビ局に持ち込んだドラマ企画『電車男』で地上波デビューが決定。同じ頃、武蔵小杉のアパートに妻と暮らし始めた。「当時は、ちょうどタワーマンションが建ち始めたころだった。眺めながら、いつかここで暮らせたらと思いましたね」と当時を振り返る。

 ○…脚本家として書き続けられるのは、「こうした方が面白くなる、というのがわかってくるから」。今後は映画にも進出したいと考えている。「脚本家の枠は限られている。打席に立たせてもらえるだけでありがたい。疲れたなんて言ってられない」。これからも第一線で走り続ける。

中原区版の人物風土記最新6

本田 志帆さん

全日本学生フルコンタクト空手道選手権に優勝した

本田 志帆さん

幸区在住 20歳

3月15日

太田 隼矢さん

美男コンテスト「ミスター・ジャパン2023」でグランプリを受賞した

太田 隼矢さん

宮前区出身 26歳

3月8日

家田 昌利さん

能登半島地震の緊急消防援助隊神奈川県大隊の第二次派遣で大隊長を務めた

家田 昌利さん

相模原市在住 59歳

3月1日

福田 知也さん

デビュー21年目にして川崎競輪「桜花賞・海老澤清杯」の決勝に出場した

福田 知也さん

川崎区在住 41歳

2月23日

瀬川 祐輔さん

川崎フロンターレでミッドフィルダーを務める

瀬川 祐輔さん

横浜市在住 30歳

2月16日

田島 奈津子さん

製造する菓子が「かわさき名産品」に新たに認定された

田島 奈津子さん

上小田中在住 43歳

2月9日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 3月15日0:00更新

  • 3月8日0:00更新

  • 3月1日0:00更新

中原区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

中原区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月19日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook