動画の編集作業をする宮田さん
丸子地区商店街連合会（徳永節会長）は新型コロナウイルスの影響で厳しい状況が続く事業者を応援しようと、５月から動画投稿サイトＹｏｕＴｕｂｅを活用。同連合会に加盟する飲食店など10店舗以上のキャンペーンやおすすめ商品を紹介している。
動画配信を手掛けるのは丸子地区でヘアサロンを経営する宮田一信さん（37）。近くの飲食店がコロナの影響で売り上げが激減し、大きな影響を受けていることを知り、自らのＹｏｕＴｕｂｅチャンネル内で商店街の各店舗を紹介することを思い付いた。同連合会から快く協力を得られ、急きょ回覧板とメールで「動画の配信で商店街の魅力を発信しよう」と呼びかけたところ、現在までに約20店舗から依頼を受けている。今後は300店舗までの拡大を目指すという。
経費や時間のロスを抑えるため、撮影や編集はすべて宮田さんを中心に各店主と協力して行っている。「商店街は支え合うものだから、厳しい状況でも皆で盛り上げて乗り越えたい。」と宮田さん。コロナ終息後も動画配信を続けていきたい考えだ。
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