正月あそびといえば「カルタ」。川崎市には、市内の歴史や文化をよんだオリジナルの「かわさきかるた」がある。
読み札は44札。「二ヶ領に 豊作願う 水の道」「平成の 幸せかみしめ 平和館」など市内の名所をよんだものや、「練習の 成果でJ1 フロンターレ」「九ちゃんの 歌声流れる 星の夜」など地元チームや著名人をテーマにしたものなど、市内のあらゆる魅力をうたっている。絵札は、市内在住の画家やイラストレーターが描き下ろした。
80周年記念で募集
今から15年前、市制80年を記念して制作されたかわさきかるた。市民にも参加してもらうことで郷土愛を育もうと、市役所職員が企画した。いろはかるたの読み札で、五・七・五の俳句調の作品を市民から広く募集。5歳から80歳までの3295人から4258作品が集まった。児童文学作家の工藤直子さん監修のもと、内容の分かりやすさや文字数、声に出したときのリズム感が優れた44点が選ばれた。完成した当時は、小学校や子ども文化センター、図書館などに配られたという。
市役所では現在、イベント用に大判を貸し出している。通常サイズは、かわさき情報プラザ(川崎市役所第3庁舎2階)で購入も可能(税込1048円)。
詳細、問い合わせは、市市民文化局市民文化振興室【電話】044・200・2029へ。
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