神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
中原区版 公開:2021年7月2日 エリアトップへ

平間駅前 青柳選手へ 「侍」祝う横断幕 地元店主の三浦さんが制作

社会

公開:2021年7月2日

  • X
  • LINE
  • hatena
横断幕の下で思いを込める三浦さん
横断幕の下で思いを込める三浦さん

 「青柳選手、おめでとう」――。東京五輪日本代表に選ばれた、川崎工科高校出身でプロ野球・阪神タイガースの青柳晃洋選手(27)を祝う横断幕が、6月下旬から平間駅前に掲げられている。

 企画したのは地元でジュエリー店「Pit」を営む三浦尚敏さん(63)。横断幕は阪神ファンのSNSなどで話題となり、それを知った青柳選手から三浦さんに直接電話で感謝の言葉が届けられたという。「日の丸背負い頑張れと伝えました」と頬を緩める。

 コロナの影響で昨年閉店した平間の老舗「あだち時計店」で、店長を務めていた三浦さん。17年前、川崎工科の野球部員が時計修理に訪れたことを機に交流が始まった。商店街で売れ残ったパンを差し入れたり、進路相談に乗るなどし、部員から慕われる存在に。そんな三浦さんが今も忘れられないのは、「試合に負けた後、夜になっても涙を流しながら校庭を走っていた青柳選手の姿」。ドラフト前日にも時計店を訪れ、不安げな表情を見せていたという。

「サイン会したい」

 三浦さんは今回、地元仲間と青柳選手を応援する後援会を発足。「大会が終わりコロナが落ち着いたら、地元の子どもたちのために青柳選手のサイン会をしたい。私の勝手な構想ですけどね」

 地元関係者も歓喜に沸く。当時の監督で、現在は住吉高で指導する白石修二さんにも本人から吉報が届いた。「『侍ジャパンです』って言うから、頑張れよって。高1の秋からエース。プロ入りを公言し、私が制止するまで練習していた」と懐かしむ。高校時代、共に汗を流した永山友博さん(27)は「昔から強豪相手にも怯まず、プレッシャーに強い選手だった。世界でも活躍してくれる」と期待を込めた。

中原区版のローカルニュース最新6

子ども向けフェス

子ども向けフェス

ブレーメン通り商店街で

5月3日

アユ1万匹放流

川崎河川漁協

アユ1万匹放流

親子らでにぎわい

5月3日

着物リメイクで支援

上平間の山本さん

着物リメイクで支援

5月26日 自宅で展示会

5月3日

不登校対策で指針案

川崎市

不登校対策で指針案

5月21日まで意見公募

5月3日

神奈川版が発売

地球の歩き方

神奈川版が発売

全33市町村網羅532ページ

5月3日

一般開放9日から

生田緑地ばら苑

一般開放9日から

3300株が咲き誇る

5月3日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 5月3日0:00更新

  • 4月26日0:00更新

  • 4月19日0:00更新

中原区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

中原区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月3日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook