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中原区版 公開:2025年4月4日 エリアトップへ

プロバスケットボール、Bリーグ1部の川崎ブレイブサンダースに所属する 飯田 遼さん 市内在住 29歳

公開:2025年4月4日

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飯田 遼さん

心動かす存在目指して

 ○…さまざまな事情で試合会場に来ることが難しい人のために、観戦の機会を作りたい--。そんな思いから、ひとり親家庭をホームゲームに招待する「飯田遼シート」企画を始めて約4カ月が過ぎ、招待者が100人を超えた。「お土産」には一枚ずつ手書きした手紙も同封する。子どもたちと観戦を終え、手紙を見た親たちから届く感謝の言葉にも目を通し、「たくさんの家族に楽しんでもらえてうれしい」と目を輝かせる。

 ○…2023年に川崎に移籍する以前から、観戦が容易ではない人々に心を寄せていた。「バスケットボールの迫力に触れて何かを感じてくれたら、ささやかでもその人の力になるかもしれないと思って」。大好きな「劇団四季」の舞台に感動し、何度も心を動かされたことからも着想を得た。「僕たちも、誰かの『劇団四季』のような存在になれると思うので」

 ○…長野県富士見町出身。拓殖大学外国語学部に進学し、バスケに打ち込みつつ勉学にも堅実に向き合い、ネイティブ並みの英語力を身に付けた。卒業後はB2所属の長野のクラブに加入し、山形、香川と移籍を経てB1クラブの川崎へ。移籍のたび新たなチームで関係性を築いた経験と、語学力も相まって、柔軟なコミュニケーション力への期待値も高い。

 ○…川崎市の印象を問うと「すっごい都会」と即答し、「田舎育ちなので」と謙遜する。昨年9月に開かれたラゾーナ川崎(幸区)での出陣式では、会場を埋め尽くしたファンの熱量に圧倒された。その一方で、不遇の時代を知るベテラン選手から「昔は違った」とも聞き、考えた。「支えてくれるファンの方々が、『応援してよかった』と思えるプレーをしなくては」という決意を胸に、日々コートに立つ。

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