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区内在住溝口さんら 政策コンテストで優勝 子どもの進路等、AI活用

社会

掲載号:2022年4月29日号

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左から内田さん、溝口さん、戸川さん、榊原さん
左から内田さん、溝口さん、戸川さん、榊原さん

 大学生らが未来の自治体を創造し、実現のための政策提案を競うコンテスト「未来自治体全国大会2022」が先月行われ、法政大学3年の溝口真央さん(21)=高石在住=ら4人のチームが優勝した。全国850チームの中から、AIを生かしたアプリなどで、子どもたちの悩み等の発見・ケアにつなげ、進路等に活用する政策が評価された。

 同コンテストを主催したのは、若年投票率の向上を目標に活動するNPO法人ドットジェイピー。30年後の自分たちのまちのビジョンを思い描き、それを実現するための10年後の政策と予算案を立案。日本一住みたいまちの最優秀プランを競い合うものだ。

 溝口さんは、横浜市の県議会議員のインターンシップで出会った法政大学4年の戸川由聖さん(21)=横浜市在住=、同大1年の内田凌平さん(18)=横浜市在住=、早稲田大学3年の榊原康平さん(21)=幸区在住=の4人で参加。

 4人が立案したのは3つの政策。一つ目は、体調や成績などをアプリに入力し、「誰にも話せない悩み」などをAIが発見。特性・趣向・適性なども分析し、進路や人間関係に選択肢を持たす「日記カルテ」。二つ目は、別の教育機関に通えるダブルスクールを導入し、学びの場を増やす「どこでも母校」。三つ目は、日記カルテを活用し、恋愛や友人、学校、就労先など、より多くの選択と可能性を提示する「未来マッチング」だ。

2カ月かけて立案

 「政策の根本にあるのは子どもたちのドロップアウトを防ぐこと。そして明るい未来に向かっていけるものにしたかった」と戸川さん。4人で話し合い、議員らのアドバイスを受けて2カ月かけてまとめた。

 地域ごとに行われた予選、準決勝を勝ち上がり、3月20日にオンラインで行われた決勝に進んだ。榊原さんは「多くのチームが今取り組む内容の政策だった。我々の10年〜30年先を見据えた独自性ある政策が評価された」と振り返り、視聴者の最多得票で優勝を決めた。溝口さんは「優勝できてうれしい。協力、アドバイスをいただいた方々に感謝したい」と声を弾ませた。

 今回の大会を振り返り、内田さんは「良い経験ができた」と充実感をにじませる。溝口さんは「0から1をつくる経験はなかなかできない。今回学んだ『捨てる勇気』『突き抜けた発想』という考え方を生かして社会に出ていきたい」と今後の抱負を語った。

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