川崎区・幸区 スポーツ
公開日:2023.01.01
常にボールと共に
市立川崎高校サッカー部 寺本いくみさん
市立川崎高校(川崎区中島)サッカー部で男子部員に混じり、女子ひとりで奮闘する、寺本いくみさん(2年)。
5歳でサッカーを始め、地元や都内のチームで経験を積み、高校1年生でサッカー部に入部。チームに活力を与える存在として輝きを放つ。
近所の商店街に貼ってあるポスターなどでサッカーJ1・川崎フロンターレを身近に感じ、澤穂希さん率いるなでしこジャパンがW杯で優勝したことをきっかけに、幸区南加瀬の少年サッカーチームに入会。小学4年生から女子チームに移籍し6年生で一度は「やり切った」とサッカーから離れた。しかし中学1年生の終わりに再びサッカー熱が上昇し、多摩市のチームに入部。15歳以下のチームだったため、中学卒業後はクラブチームに入ろうとしたが、自分に合うクラブが見つからず、部活を選んだ。
男子ばかりのチームに入ることに戸惑いを感じていたが、3学年上でかつてサッカー部に入っていた女子の先輩から「大丈夫」と背中を押され入部に踏み切った。入ってみると同じサッカーをする者同士、すぐに打ち解けて輪に入れた。
ポジションはMF。練習は男子と同じメニューをこなす。体力やフィジカル面では男子にかなわないが、技術面では十分に通用する。公式戦こそ出られないが、練習試合には年に5、6試合出場し、去年は初めてのゴールも決めた。「決められたことは素直にうれしかった。チームメイトなどまわりも喜んでくれた」と笑顔を見せる。
家にいてもボールは常に足元にあり、片時も離さないという。今はリフティングの技術向上が目標だ。
サッカー漬けの日々の一方で今年は受験生でもある。「大学に進学してもサッカーは続けたいので、勉強もしっかり頑張る」と意気込んだ。
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