インド伝統の山車祭り 14日 川崎小学校で
日進町の川崎小学校で14日(日)、インド最大級の祭り「ラタジャトラ」が開催される。当日は高さ3mにもなる色鮮やかな山車がグラウンドを練り歩くほか、インドの伝統音楽や舞踊などが披露される。主催は「オディサ コミュニティージャパン」(べヘラ・スワディヒン代表)。
ラタジャトラは6〜7月にインド南東部・オリッサ州で行われ、毎年100万人以上の人出で賑わうとされるインド最大級の祭り。ヒンドゥー教の神「ジャガンナート」を乗せたカラフルな山車を引き、群衆が街中を練り歩く。本場の山車は高さ約25mにもなる。
日本での同祭を主催する「オディサ コミュニティージャパン」はオリッサ州にゆかりのある在日インド人を中心とした団体。08年からインドへの理解促進と日印の文化交流を目的に、毎年日本で同祭を開いている
川崎市によると13年4月現在、市内には約1千人のインド人が在住。そのうちの75%が川崎駅周辺の川崎区と幸区に集中している。そうした背景を受け昨年6月、幸区・幸町小学校で同祭が行われた。約700人(主催者発表)が来場するなど盛況を見せ、2年連続での川崎開催が決まった。
当日は正午からグラウンドに山車が登場。高さ約3mの山車を参加者が引き、笛や太鼓の音色に乗って「マントラ」という経を読みながらグラウンドを周回する。午後1時からはインド料理がふるまわれ、インド風餃子のサモサやインドカレーなどを楽しめる。その後はメーン会場を体育館に移し、ステージでのインド民謡や踊りの披露がある。希望者は伝統衣装「サリー」を着ることもできる。
主催者は「インド文化に触れる機会。川崎の人にたくさん参加してほしい」と呼び掛ける。午後5時まで。
詳細は、オディサ コミュニティージャパン(【電話】045・7778・5111)へ。
|
|
|
|
|