ミューザの日に1万人 家族連れで賑う
幸区大宮町のミューザ川崎シンフォニーホールで7月1日、ホールの開館記念日を祝う催し「ミューザの日」が開催された。約1万人の来場者で賑わいを見せた。
同ホールは、市制80周年の04年7月1日に開館。一昨年の東日本大震災で天井が崩落し、一時使用できなくなっていた。今春リニューアルしたことを受け、初めて企画された。
「MUZA de 夏祭り!」と題したウエルカム・コンサートでは、東京交響楽団による映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」や「2001年宇宙旅行」、エドガーの「威風堂々」などが披露された。またオーケストラの演奏でラジオ体操を踊るユニークなプログラムも行われた。
ホール内を回るオリエンテーリングでは、普段入ることのできない舞台上や天井、音響・証明室などを来場者に開放。子どもらは、案内図を持ちながら楽しみながらホール内を巡った。
川崎区から親子で参加した黒川純礼さん(10)、耀介さん(7)は「ホールがすごく綺麗だった。部屋もたくさんあって色々な所を見て回れたから楽しかった」と笑顔を見せた。
飲料容器を使って楽器を作る体験コーナーや小学生らが3カ月かけて企画制作したジュニア・プロデューサーによるコンサート、ダンボール迷路などのイベントがミューザ川崎内の各所で行われ、賑わいを見せた。
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