もう一つの「水鳥の祭」 お酒きっかけに交流の輪
参加者が自慢の酒を持ち寄ってその味を楽しむ「川崎わたりだ水鳥の会」が先月16日、渡田3・4丁目町内会館で行われた。主催は渡田新町1・2丁目青年会と渡田3・4丁目青年会の有志。
00年に始め、今年ですでに14回目の開催となり、渡田地域を中心に新たな交流のきっかけとして機能している。
「水鳥の祭り」といえば毎年10月に若宮八幡宮(大師駅前)で行われる酒飲み合戦。その本家「水鳥」に毎回参加しているという高山博光さんが発起人となり、「お酒好きで集まって、本来のおいしさを楽しんだり、語り合ったりする会」として発足した。
始めは高山さんらの「呑兵衛仲間」10数人で始めた会だったが、現在では口コミで認知が進み、川崎区全域から50人以上の人が参加。「この日本酒、手に入れるのに苦労してね……」などの自慢話から趣味や仕事などの話題まで、酒の力も相まってざっくばらんに繰り広げられ、区内の人脈作りに一役買っている。
「あくまでお酒を楽しむ会として、少しずつ大きくしていきたい」と高山さん。来年も同時期に開催予定だ。
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