幸警察署 栄通り商店街に感謝状 防犯カメラで犯罪抑止
幸警察署(山形暁署長)は他の商店街に先駆け防犯カメラを商店街内に設置し、区内の治安の改善に向けた取り組みに貢献したとして8月29日に栄通り商店街振興会(仲真悦子会長)に感謝状を贈呈した。
この日警察署を訪れたのは同商店街の仲真会長と前会長の富田公一さんの2人。仲真会長は「犯罪を抑止することで、地域に貢献できよかった」と話した。
同署によると、同商店街周辺では以前から店舗荒らしや自転車盗などの街頭犯罪、自転車と車が接触する事故などが多く発生していた。また警察署の調べで、周辺で事件を起こした犯人が同商店街を逃走経路に使うケースが多いということがわかったことから、「安心して買い物を楽しんでもらえる環境作りと犯罪抑止」を目的に、昨年4月の総会で10台の防犯カメラの設置を決めた。
昨年2月に防犯カメラの設置が完了。現在では、周辺地域で発生した街頭犯罪の検挙につながるデータも同商店街の防犯カメラから得られているという。
幸警察署では今後も周辺商店街に協力を呼びかけ、防犯カメラの設置を促して台数を増やしていきたいとしている。
|
|
|
|
|