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幸区版 公開:2014年2月7日 エリアトップへ

2013年度神奈川県犯罪のない安全・安心まちづくり功労者表彰を受けた 深瀬 健二さん 南加瀬在住 73歳

公開:2014年2月7日

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地域の輪で防犯の推進を

 ○…神奈川県が長年にわたる犯罪防止活動の功績を称え、授与する「犯罪のない安全・安心まちづくり功労者表彰」。22年に渡り、幸区の防犯活動の発展への尽力や、1997年からは幸防犯協指導員会の会長として、防犯パトロールや高齢者宅への個別訪問を実施するなど、地域の安全・安心に向けた取り組みが評価されて受賞した。「支えて下さった警察や地域の方々に感謝したい」と喜びを語る。

 ○…地域活動に取り組み始めたのは45歳の時。南加瀬原町内会の交通部長を頼まれたことがきっかけだった。「父親がもともと南加瀬原町内会長をやっていたこともあって。頼まれた時には何か使命感みたいなものを感じたよ」。その後、91年に町内会長の推薦で幸区防犯指導員会に入会。04年には、「自分たちの街は自分たちで守ろう」との思いから、日吉地区町内会連合会に声掛けし、当時区内最大規模の地域住民主体によるパトロール隊の結成に奔走した。「安全・安心の街の実現には地域の力が必要。地域の輪を広げて、活動の幅を広げたい」

 ○…南加瀬で生まれた。幼少期は加瀬山が一番の遊び場。高校卒業後に就職したプラスチック加工会社や、29歳で独立して立ち上げた会社も全てが南加瀬。だからこそ、自分のまちという思いは人一倍強い。マンション建設や再開発などで年々変わる街並みに、「寂しさもある」というが「新たに越してきた住民の方々と人間関係を作る楽しみもある」と笑顔を見せる。

 ○…2月2日に行われた授賞式の翌日、真っ先に向かったのは、2年前に他界した夫人の墓前だった。活動を理解し、支えてくれた夫人にどうしても一番に感謝の言葉を伝えたかったのだという。「一緒に喜びを分かち合えなかったことが本当に心残り。だけど、きっと喜んでくれていると思う」。亡き夫人への思いを胸に、さらなる安全・安心のまちの実現に向け、活動を進めていく。

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