窃盗犯罪が増加 区内、昨年の発生件数
幸警察署(山形暁署長)は昨年1月から12月までの区内の犯罪発生状況を発表した。
同署管内の犯罪件数は1243件で前年と比べ18件減った。しかし、窃盗関係の犯罪は増加しており、全体の7割を占めるという。
特に多いのが自転車454件(+22件)、オートバイ73件(+7件)、万引き222件(+21件)。他にも車上荒らしや部品などを狙う部品ねらい、置引きなども増加している。
同署生活安全課によると、自転車・オートバイ盗に関しては、鹿島田駅や大型商業施設などでの発生が多く、盗難にあった半数以上は無施錠で中には家の敷地内から盗み出されるケースもあったという。
稲葉弘行副署長は、「ちょっとした不注意で発生することが多い。自転車やオートバイには必ず施錠し、しっかりと対策をとってほしい」と注意を呼びかけた。
また、振り込め詐欺の被害も12件(未遂含む)と昨年より5件増加。被害額も約4990万円で約2730万円から2260万円増えた。最大の被害額は500万円。
昨年多かったのは、手渡し型の手口で、息子や孫を装い電話し、受け子と呼ばれる共犯者が直接受け取るというもの。同署では、「多額のお金が必要というような電話があったらまずは振り込め詐欺を疑った方がいい。また前兆電話があった際には、通報してほしい」と話している。
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