10年に1度の大開帳 川崎大師平間寺
川崎大師平間寺で10年に1度行われる伝統行事「大開帳奉修」が5月1日から始まった。
大開帳奉修は江戸時代の宝暦元年(1751年)に執行されたのが記録に残る最も古いものと伝えられ、明治17年(1884年)以降、10年に1度実施されている。
期間中、本尊の厄除弘法大師像が公開され、弘法大師直筆と伝えられる「南無阿弥陀佛」の六字名号を刷った特別護符「赤札」が貫首の感得により参詣者に授与される。赤札は長寿、厄除けのご利益があるとされ、毎回、赤札を求める行列ができる。大本堂前には、高さ約10メートルの供養塔が立てられ、本尊とお手綱で結ばれる。参詣者がお手綱を握ると、本尊との縁を結ぶことができる。
期間は31日まで。大本堂開扉時間は午前5時30分から午後6時(20日は午後9時)。
大開帳奉修期間中、法要のほか、様々な行事が催される。護摩受付所地下ホールでは、所蔵する日輪弘法大師尊像や文殊菩薩像、地蔵菩薩像、愛染明王像の掛軸や屏風などを展示する「川崎大師名宝展」を18日まで開催する。
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