梅雨や台風シーズンに向け、集中豪雨や風水災害を想定した水防訓練が5月29日、多摩川河川敷で実施された。
幸消防署の署員や消防団、区役所道路公園センターの職員ら、およそ100人が参加。区役所道路公園センター職員の指導のもと、冠水時の排水活動や漏水をおさえるための土のう積みなどを学んだほか、はしごとブルーシートを使って壁をつくる「積土のう応用工法」などを実践した。
また、河川で溺れている人がいるという想定で行われた救助訓練では、ロープと浮き袋を発射する器具を使用し、溺れている人を川岸まで引き上げる訓練や昨年立ち上がった消防団機動部隊の演習なども行われた。
村上公憲消防署長は「出水期を前にして幸区の防災関係機関が連携した訓練を実施することができ、水害に対する実践即応体制が確立できた」と話した。
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