開館10周年を迎えたミューザ川崎シンフォニーホールは、19日から「こどもフェスタ2014」を開いた。これは夏休みの思い出作りに、家族揃って音楽を身近に感じてもらおうと同ホールが企画したもの。23日までの5日間にわたって行われ、大勢の親子が来場した。
毎年人気の楽器体験コーナーでは、4歳から中学3年生まで80人が参加した。洗足学園音楽大学の学生がバイオリンやフルート、トランペットなどの楽器を子どもたちの前で披露、興味を持った楽器を実際に子どもたちが体験し、音を奏でようと挑戦していた。
ミューザ川崎のホールオルガニスト近藤岳さんがオルガンの弾き方を教える「わたしもぼくも、オルガニスト」には約20人の子どもたちが参加。近藤さんがポジティフオルガンを使って、ピアノとの違いやオルガンならではの弾き方などを子どもたちに伝授した。2日間練習した子どもたちは、3日目に市民交流室のステージで成果を披露。緊張した表情で練習した曲を演奏し、観客からは大きな拍手がおくられた。
ほかにも、オルガンの仕組みを学ぶ「オルガンの仕組み探偵団」やプロの奏者たちに教わりながら音楽を即興で作るワークショップなどを実施した。
ホールコンサートでは、オルガンと歌でつづる心温まる物語「おはなしオルガン」などが行われた。26日(土)からは「フェスタサマーミューザKAWASAKI」がスタート。4歳から入場できる公演もあり、親子で音楽を楽しめる。詳細はホームページ(【URL】http://www.kawasaki-sym-hall.jp/festa/)で。
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