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幸区版 公開:2014年9月26日 エリアトップへ

10月から生涯学習相談を受ける『ぷらす』の代表を務める 長嶋 愃(ゆたか)さん 塚越在住 72歳

公開:2014年9月26日

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プラス思考で活動支援

 ○…幸市民館に生涯学習に関する相談窓口を来月から開設し、区民からの相談を受けるボランティアグループ『ぷらす』の代表を務める。相談に訪れた区民に余暇を有意義に過ごしてもらうためにスポーツや絵画、音楽といった区内で活動している団体、サークルを紹介して、学習活動を支援することが活動の柱だ。メンバーはボランティア入門研修修了者7人で構成、幸区文化協会や幸サークル連絡会などと連携しながら相談にあたる。「我々もまだ勉強中。どんな相談がくるか分からないけど、良いスタートが切れたらいいな」

 〇…1942年、新潟県生まれ。小学生の時、幸区へ。高校卒業後、旧日本鋼管等に勤務し定年まで製造や研究の分野に従事。サラリーマン時代はゴルフや釣りなどアクティブに活動していたが、「最近はめっきり。若い頃と同じで毎晩晩酌するぐらいだね」と笑う。定年後は、地域活動員や卓球同好会の会長などを務め地域活動に貢献してきた。

 〇…時間があれば妻と川崎大師や公園などを散歩するのが楽しみの一つだった。しかし、4年前に突然、病で妻を亡くした。母親の介護が終わり、より妻との時間を過ごそうとした矢先だっただけに「頭の中が真っ白になった。しばらくは声が出なかったよ」と未だに信じられないといった表情を見せる。「女房任せにしていたから家のことが分からなくって駄目だね。妻には本当に感謝している」

 〇…「私の経験から、一人になると家に閉じこもってしまう人もいると思うが、窓口ではそのような人の支援にもなれば」と話す。『ぷらす』という名前はメンバーのアイデア。「単純で覚えやすいでしょ」と笑う。年末にかけて『ぷらす』への参加資格も得られる生涯学習ボランティアの講座が始まる。「賛同してくれる人がいるかいないか含めてすべてが手探り。でもプラス思考で活動してくことが何より大事」と今後の活動に期待を膨らませる。

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