幸警察署 名取裕子さんが1日署長 秋の交通安全キャンペーン
幸警察署(石井孝署長)は、9月22日からの交通安全週間にちなみ29日、女優の名取裕子さんを1日署長に迎え、区内で全国交通安全運動キャンペーンを実施した。
幸警察署での任命式に出席した名取さんは「交通安全運動を充実したものにしたい」と意気込みを語り、続いてハッピーロードで行われたパレードでは、交通安全対策協議会のメンバーらと赤いオープンカーに乗り沿道の市民に手を振りながら交通安全を訴えた。
ラゾーナ川崎プラザで行われたお披露目イベントでは、「交通事故は皆さんが少し、気を付けるだけで大きく変わる。この日をきっかけに少しでもみなさん交通安全に意識を持って、気を付けていただければうれしい」と挨拶するなど、1日署長として精力的に交通安全をPRした。
石井署長は、「幸区内は非常に自転車事故の割合が高い。自転車ルールを守ることが大切。こうしたイベントを通じて1件でも区内の事故を減らしていきたい」と話した。
同催しは、石井幸警察署長の高校の同級生である名取さんに依頼し、快諾を受けたことで実現した。
幸警察署によると今年の区内の事故発生件数は、9月27日時点で327件(昨年の同時期・331件)と全体では減少しているが、自転車の事故は116件(同111件)、二輪車の事故は96件(同86件)と自転車、二輪車の事故割合が増加しているという。
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