J1川崎フロンターレは11月29日、等々力陸上競技場でホーム最終となる広島戦を行った。試合は大久保嘉人選手がJリーグ得点王単独トップとなる16ゴール目を決め先制したものの、今シーズンの出来を物語るかのように、後半に追いつかれ1対1の同点となった。現在の順位は6位。12月6日のアウェイでの神戸戦が今シーズン最後の戦いとなる。
ジェシ選手が涙の退団
試合後にはセレモニーが行われ、今季でフロンターレを去るジェシ選手はサポーターと言葉を交わしながら涙を流した=写真。「ゴメンナサイネ。チャンピオンナイ」と日本語で話し、その後は、通訳を通して「自分が来日できているのはクラブがオファーを出してくれたから」とクラブへの感謝の気持ちと、「自分も家族もできればこのフロンターレで続けていきたかったが、残念。ただ、たくさんのサポーターの皆さんが自分に与えてくれた声援や応援は本当に力になり支えになった」とサポーターへの思いを伝えた。
サポーターの清水陽介さんは「怪我と戦いながらも守備の要として体を張って頑張ってくれた。とても残念」と別れを惜しんだ。
同クラブではジェシ選手のほか、パウリーニョ選手と、稲本潤一選手も今季限りでの退団が決まっている。
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