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橘樹官衙遺跡群 国史跡指定へプレ企画 記念講演や見学会も

文化

掲載号:2015年1月23日号

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橘樹郡衙跡
橘樹郡衙跡

 高津区千年と宮前区野川にまたがる「橘樹(たちばな)官衙(かんが)遺跡群」が今年3月、市内初の国史跡に指定される予定となったのを受け、川崎市教育委員会は1月24日(土)、高津区内にある橘小学校で国史跡指定プレイベントを開催する。古代史の研究者を講師に招く記念講演をはじめ、遺跡の現場見学なども楽しめる。

 橘樹官衙遺跡群は、奈良・平安時代の役所である橘樹郡衙と、8世紀中ごろ、現在の南関東地方の中心的寺院だったとみられる影向寺遺跡で構成されている。

 プレイベントは参加自由で、橘小学校(高津区千年1024)にあるたちばなアリーナで開催。3月の国史跡指定に向け、同遺跡群への市民の関心を高めようと企画された。

 記念講演には、日本の古代史の第一人者で東京大学大学院教授の佐藤信さんを講師に招く。同遺跡群の調査指導委員会のメンバーでもある佐藤さんが「橘樹官衙遺跡群からみた日本の古代国家」と題し、日本の古代史における同遺跡群の位置づけなどを解説する。

 また、橘小学校の児童たちによる、橘樹官衙遺跡群についての学習発表、野川中学校の生徒たちの吹奏楽特別演奏も楽しめる。午前10時から正午まで(受付は同9時半から)。

 午後2時から同3時半までは、遺跡群の現地見学会を開催。市教育委員会の担当者らが引率し、千年の橘樹郡衙跡と野川の影向寺を歩いて見学する。

 プレイベントはすべて参加無料、事前申込不要。車での来場は避け、徒歩か公共交通機関を利用。詳細情報などの問い合わせは、市教育委員会文化財課(【電話】044・200・3306、当日の連絡先【携帯電話】080・9776・8991)へ。