川崎市内の特別支援学校に子どもたちを通わせる保護者らでつくる「夕方支援を考える会」が重度障害者の学校卒業後の夕方支援の充実を求める請願書と署名書(5699筆)を2月16日、川崎市議会に提出した。
同会は昨年末に発足し、集会や署名活動を展開している。今回提出した請願書では「障害のある児童・生徒の放課後支援は午後6時まで行われているが、高校を卒業し、生活介護施設等に通うようになると、午後3時30分頃には帰されるところが多い。こどもが社会に出たら親は仕事を辞めざるを得なくなる」と訴え、午後6時まで延長するようにケア体制の充実を求めている。
メンバーの伊東悦子さんは「1カ月足らずで予想以上の署名があった。まだ声をあげられない親も多いことを知っていただきたい」と訴える。
請願書は3月の常任委員会で審議される見通し。
幸区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|