サマーミューザ概要発表 19公演の豪華ステージ

　ミューザ川崎シンフォニーホールは23日、今年で11回目となり、夏の風物詩ともいえるフェスタサマーミューザ２０１５の開催に関する記者発表会を同ホールで開いた。

　開催期間は７月25日（土）から８月９日（日）の16日間、首都圏を代表する10楽団と市内２つの音楽大学が合計19公演を行う。

　発表会に出席したのは福田紀彦川崎市長を始め、ホールアドバイザーの秋山和慶さん（指揮者）、松居直美さん（オルガニスト）、小川典子さん（ピアニスト）、佐山雅弘さん（ジャズピアニスト）、フランチャイズオーケストラの東京交響楽団楽団長の大野順二さん、日本オーケストラ連盟専務理事の吉井實行さんの７人。

　福田市長は「川崎の夏を代表する音楽祭。今年はゲーム音楽や映画音楽をオーケストラで演奏するなど幅広い方々に受け入れていただけると思う。特別な16日間を楽しんでほしい」と来場を呼び掛けた。

　オープニングとフィナーレコンサートを行う東京交響楽団桂冠指揮者の秋山さんは「20年目に向けたスタートにふさわしいプログラム。日本中の方に楽しんでもらいたい」と胸をはる。

　恒例のこどもフェスタも開かれ、舞台に上がってピアノの音色に耳を傾ける「イッツ・ア・ピアノワールド」やこどもたちによる発表会「かわさきジュニアオーケストラ」が行われる。ピアニストの小川さんは「子どもたちには本格的な音楽に触れる良い機会。年々子どもたちのレベルも上がっている」と開催を待ち望んでいるようだった。

　同ホールによると東京ニューシティ管弦楽団によるゲーム音楽、ＮＨＫ交響楽団による映画音楽も見どころだという。詳細、チケット等に関する問い合わせはミューザ川崎シンフォニーホール【電話】０４４・５２０・０１００へ。