幸警察署(石井孝署長)は4月13日、65歳以上を対象にしたシルバードライビングスクールを川崎区のKANTOモータースクール川崎校で行った。
当日は、雨天にも関わらず、幸区老人クラブ連合会のメンバー17人が参加。座学で交通ルールの確認、高齢者が関係する事故の現状などを幸警察署の署員が説明。その後、シミュレーターを使った反応テストや校内のコースを実際に運転しながら、危険な箇所の確認を行うなど、参加者は警察官や講師の言葉に真剣に耳を傾ける姿が多く見られた。
同署では「こうした講習を通じて、交通ルールの再確認や反応速度の低下などを自覚していただき、安全運転に役立てていただきたい」と話した。
同催しは、高齢運転者に改めて交通実態に即した危険の認知や判断、適切な運転操作の確認をしてほしいと幸警察署が企画。KANTOモータースクールの協力を得て、毎年4月に実施している。
同署によると、区内の交通事故の発生件数は、年々減少傾向にあるものの、高齢者が絡んだ自動車事故率は増加しているという。
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