梅雨や台風シーズンでの風水災害を想定した水防訓練が5月23日、多摩川河川敷で実施された。
幸区役所・幸警察署・幸消防署・消防団から約100人が参加。「集中豪雨で河川が氾濫し、市街地が浸水した」という訓練では、消防署の署員の指揮の下、雨水の侵入を防ぐためのフェンス作りや、たまった水の排水などを実施。4機関が連携しながら救助・救出に当たる姿が見られた。また、「河川で溺れている人がいる」という想定で行われた訓練では、防災ヘリも出動。水上で救助した救助者を防災ヘリで病院まで搬送するまでを想定して実施された。
その他にも、区役所の道路公園センター職員の指導の下、土のうの作り方や積み方の講習会、幸消防団の機動隊部隊の重機を使用した演習なども行われた。
村上公憲幸消防署長は、「災害時は4つの関係機関で連携して対応していく必要がある。そうした意味でも有意義な訓練ができた」と話し、吉田一長幸警察署副署長も「顔の見える関係ができるのは大きい」と訓練の成果を語った。
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