川崎市は今後10年間の国際施策を進めるための指針となる「(仮称)川崎市国際施策推進プラン」の素案を公表し、市民からの意見を受け付けている。7月21日(火)まで。
「川崎市に行ってみたい、住んでみたい、働いてみたい」と、国内外から思われるような魅力あるまちをつくるためのプラン。加速するグローバル化や20年東京オリンピック・パラリンピックの開催を見据えて策定されたのが特徴。「世界をひき寄せる真のグローバル都市 川崎」と掲げ、基本目標を「川崎発の最先端技術で世界をリードするまち」「発信力を高め世界的プレゼンスを確立するまち」「多様性が市民生活を豊かにしていくことを誰もが認識しているまち」とした。
具体的な取組として▽国の特区制度を活用した企業・研究機関の立地誘導▽羽田連絡道路の整備▽中長期滞在できる施設やサインの多言語化への誘導▽ホームページやSNSを活用した情報発信▽東京オリ・パラを契機とした外国人観光客の誘致▽外国人観光客が利用できるWi-Fiアクセスポイントの整備▽小・中学校の英語教育、コミュニケーション能力の養成▽国際交流員を活用した人材育成の検討――などを示した。
素案資料は市総務局国際施策調整室、市役所第3庁舎2階の情報プラザ、川崎市ホームページで閲覧できる。7月11日(土)には説明会を川崎市国際交流センター(中原区木月祇園町237の1)で開催する(申し込み不要/定員30人 午後1時30分から2時30分)。
問い合わせは市総務局国際施策調整室(【電話】044・200・3680)
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