川崎アゼリア・サンライト広場で2日、「平成28年熊本地震 被災者支援 川崎アゼリア・大谷康子チャリティコンサート」が行われた。
川崎アゼリア株式会社(木場田文夫代表取締役)が主催し、川崎市文化大使でもあるバイオリニスト・大谷康子さんの協力を仰ぎ実施。ピアノ演奏は、大谷さんとともに全国の病院や施設でボランティア演奏を行っている小山さゆりさんが務めた。
大谷さんは熊本にも何度も演奏に行ったことがあるといい、「音楽には目には見えない力がある。音楽で熊本を応援し、そして犠牲になった方のため、心を込めて演奏します」とあいさつ。約250人の聴衆を前に「愛のあいさつ/エルガー」、「G線上のアリア/バッハ」、「ハンガリー舞曲第5番/ブラームス」のほか、「五木の子守唄」、「おてもやん」といった熊本民謡、「見上げてごらん夜の星を」等、11曲を披露した。
アンコールでは、大谷さんがステージから降りて観客席の間を演奏して通りながら美しい音色を響かせ、間近で聞いている人達を魅了した。
コンサートでは同社が着席料として1人1500円を受け取り、その全額と会場に設置した募金箱の全額を、市が窓口となっている日本赤十字社川崎地区本部を通じて、被災地に送る。この日集まった義援金総額は、着席料と募金箱合わせて28万971円だった。
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