幸消防署(高橋俊勝署長)は先月21日・22日、幸地区少年消防クラブの子どもたちが参加する「消防署宿泊体験」を同署で行った。
宿泊体験は消防署の仕事や災害時の備えについて学んでもらおうと、同署が初めて企画。同クラブの活動の一環として行われた。当日は13人の小学生が参加し、消防署内の見学やロープの取り扱い訓練、消火活動時に使用する空気呼吸器の着装などに挑戦した。
また、大地震が起こった際に、どのように身を守れば良いかを署員が講義する場面では、子どもたちは真剣な表情で耳を傾けていた。夕食は各自で選んだ非常食を取り、寝る場所は段ボールで設営をするなど、震災時の避難所を想定した体験も行われた。
同署では災害に対して正しい危機感を持ってもらえるように、今後も宿泊体験を継続していきたいとしている。
幸区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|