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杜のホールはしもと 地域とともに15年 芸術拠点として広く利用

文化

公開:2016年10月6日

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木材を基調にした落ち着いたメインホール
木材を基調にした落ち着いたメインホール

 橋本駅北口のコンサートホール「杜のホールはしもと」(緑区橋本)がこの程、開館15周年を迎えた。9月24日にはこれを記念して、入場無料のプレイベント「在日米陸軍軍楽隊」を招いたスペシャルコンサートを実施。10月からは15周年を記念した数多くの公演が開催されていく。

 杜のホールはしもとは、橋本駅北口開発の一環として2001年9月に開館。木材を基調に建てられたホールは、首都圏南西部における芸能文化の広域交流拠点としての役割を担っている。特に、収容人数535人のメインホールは音響に優れており、数多くの音楽や演劇などのコンサートが開催される他、中規模ホールとしては珍しく、バレエや落語など、幅広い分野の公演にも使用されてきた。加えて、様々な会議に使用される多目的室、音楽スタジオ、3つの練習室、セミナールームなどを備え、地域で活動するサークルや教室・セミナーの発表の場としても広く親しまれている。

 そうした中、一昨年から年に1度、地域住民にホールを無料開放する「杜のホール体験Day」を開催。今年度は来年1月13日に地元のアマチュアバンドを対象に開放する予定だ。

 平本悟館長は「杜のホールは、音響施設に優れ、多くのアーティストから評価頂いております。多目的室や練習室などの他の施設も地元の多くの方にご使用いただき感謝しています。今後も一層、地元に愛される施設を目指し、運営をしていきたい」と話した。

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