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コロナ禍でも「地域と共に」 相模福祉村が恒例文化祭

コミュニティ社会

公開:2021年7月29日

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プラネタリウムを楽しむ利用者ら=16日、たんぽぽの家(田名)
プラネタリウムを楽しむ利用者ら=16日、たんぽぽの家(田名)

 社会福祉法人相模福祉村(赤間源太郎理事長)で16日、第29回「おらが村文化祭」が開かれた。

 例年、相模原市民会館を会場に、同法人が運営する市内各施設の利用者やスタッフ、ボランティア、地域団体らが一堂に会してステージで発表したり、製作物を販売したりする催しで、一般観覧も受け付けているが、昨年は新型コロナウイルスの影響で中止になった。

 今年も会場開催は断念したものの、「コロナ禍だからこそ、これまでとは違った手法で」と方法を模索。この日までに法人内11施設で、日常の活動や生活風景をまとめたDVDを製作するとともに、インスタグラムを活用して施設利用者の手づくり品や笑顔の写真を掲載し、法人や福祉の魅力を発信する形式で開催する運びとなった。

 DVD部門では、各施設の生活の様子などを動画や写真で撮影し、5分から15分程度の作品に編集。利用者の同意や承諾のもと、保護者や近隣の人へ配布し、活動発表や地域交流の機会創出を図った。インスタグラム部門では、写真と文章で多くの情報を表現できる特徴を活用。「福祉村アーティスト」のテーマでは施設利用者の陶芸や絵などの製作物やアート活動の様子を、「福祉に恋したワタシたち」では職員と利用者が関わることで生まれる笑顔を写真に撮って投稿し、15日までに寄せられた「いいね」を集計して表彰する企画が実施された。

施設ごとの催しも

 16日は、同法人の各施設で独自の催しも実施された。中央区田名にある「障がい者支援施設 たんぽぽの家」では、できあがった他施設のDVDの上映や、プラネタリウム、製作物の販売など、学園祭のような雰囲気で利用者と職員が特別な一日を楽しんだ。同法人の赤間理事長は今回の企画について、「社会福祉法人は地域と共にある、というのが大きな趣旨。コロナ禍でも、引き続き地域とのつながりを維持していくとともに、SNSなども活用して、相模福祉村の活動を地域に発信できれば」と話した。

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