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公開日:2022.02.10

SC相模原
高木監督「目標はJ3優勝」
新体制会見で決意

  • 会見に臨んだ(左から)佐相、田中、藤本、高木監督、西谷COO、望月会長

 地元サッカークラブ・SC相模原は2日、2022シーズン新体制会見をオンラインで行った。昨シーズンに続きクラブの指揮を任された高木琢也監督や、今季から背番号10を背負う藤本淳吾のほか、新加入選手ら6人が参加。高木監督は「チームの目標はJ3で優勝すること」と宣言し、1年でのJ2昇格という目標を掲げた。



 会見には高木監督、望月重良会長、西谷義久取締役COO、大宮アルディージャから移籍したFW佐相壱明、レノファ山口FCから加入したMF田中陸、藤本の6人が出席した。冒頭、望月会長はクラブ創設15周年を迎えた中、「昨シーズンはクラブの歴史で初めての降格を経験したが、この悔しさを戦いにぶつけてチーム一丸となってJ2をめざす」と語った。



 高木監督はJ3という初めてのカテゴリーに挑む。監督を引き受けた理由に、J2に残留できるチャンスがあった中、降格してしまった責任感とステップアップできるクラブのポテンシャルの高さを挙げた。高木監督は「チームが一つになって、厳しいJ3のステージを勝ち上がっていきたい」と意気込んだ。



今季から藤本は背番号10



 昨季、チームの柱となり活躍した藤本は「今シーズン、チームとしてはJ3で優勝してクラブとしても個人としても成長して次のステップへ進めるよう努力していく」と決意。背番号が10に変わる藤本。「10番はサッカーでは特別な番号。それを相模原で背負うことになって、責任を持ったプレーや行動をしたい」と表情を引き締めた。



 昨年、経営参画したDeNAから役員派遣され、ホームゲームでの観戦改革を進めた西谷COOは、今シーズンからスポーツダイレクターとしてチームの強化、アカデミーの育成にも携わる。そして、SCがめざすゲームモデルとして「エナジー・フットボール」を掲げ、強度な守備から試合の主導権を握り、アグレッシブなフットボールを提供することに取り組んでいくとしている。



26選手で始動



 望月会長によると現場の意見などを踏まえた上でチーム編成を行い、今季は26選手での始動となる。佐相、田中の新加入選手もSCと対戦した際の印象や今季にかける意気込みを語った。



 SCの開幕戦は3月12日(土)。ホーム・相模原ギオンスタジアムでアスルクラロ沼津と対戦する。午後7時半キックオフ。

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