多くの学校で学級閉鎖となるなど全国的に新型コロナウイルスの感染が拡大する中、相模原市でも感染者数は増加の傾向が続いている。
2023年第36週(9月4日〜10日)の相模原市の定点あたり報告数は21・24。全国平均の20・19を上回り、神奈川県平均の21・43と同等の水準になっている。市の報告数は32週目(8月7日〜13日)以降、4週連続で増加している。
また同時に、インフルエンザの流行も拡大している。市におけるインフルエンザの定点あたり報告数は、第36週に流行開始の目安となる1・00人を上回り3・16人となった。市感染症情報センターは新型コロナとインフルエンザの同時流行を懸念し、手洗いや咳エチケット、十分な休養などを呼びかけている。
秋開始接種を実施
市は新型コロナについて、9月20日に「令和5年秋開始接種」を開始した。対象者は初回接種を完了し前回の接種から3カ月が経過した生後6カ月以上の人。今回の接種では、ファイザー社またはモデルナ社のオミクロン株(XBB・1・5)に対応した1価ワクチンと武田社ワクチン(ノバックス)を使用する。
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