戻る

さがみはら中央区 文化

公開日:2026.04.23

技能グランプリ 相生の大工が全国7位に 「無駄を省いて」仕事と両立

  • 愛娘の真さん(中央)を抱きかかえる小島さん(左)と妻の多希さん(右)

    愛娘の真さん(中央)を抱きかかえる小島さん(左)と妻の多希さん(右)

  • 小島さんが練習で作った作品。サイズは55×70×60(cm)

    小島さんが練習で作った作品。サイズは55×70×60(cm)

 相生で工務店を営む小島優さん(36)が、2月27日から3月2日まで大阪府で行われた「技能グランプリ」(厚労省等主催)の建築大工部門で全国7位となり、敢闘賞を受賞した。

 同大会は染色補正、石工、レストランサービスなど幅広い分野において全国から熟練技能士が集まり、技術力や表現力を競う国内最高峰の舞台。2年に1度開催されており、小島さんは2度目の挑戦だった。

 建築大工部門には全国から37人がエントリーし、事前に発表されていた課題を2日間(初日7時間・2日目5時間の計12時間)で制作した。今回は屋根の構造模型である「振隅木小屋組(ふりすみぎこやぐみ)」が課題となり、制限時間の中で寸法や墨付け(木材に加工を施すための目印)の精度、出来栄えなどが競われた。

苦境に負けず

 小島さんはこの大会について、「時間内に作品を完成させられるよう、最低でも練習で10個は作る必要がある。そのため、数カ月前から仕事を休んで練習する人も多い」と話す。一方、企業でなく個人としてエントリーしている小島さんは自身の仕事との調整が難しく、本番前に作れたのは9個のみ。限られた時間の中で、「無駄を省くこと」を意識し効率的に練習を行った。

 また、大会直前に愛娘の真さん(5)がインフルエンザを発症。そんな状況の中、家族を置いて大阪に向かうことにも複雑な思いがあった。それでも、妻・多希さんの温かい送り出しもあり、単身大阪へ。「ただ『上手いものを作る』という一心で、大会に臨んだ」

 小島さんは今回の結果を受け、「本番でベストを尽くし、家族にも喜んでもらえてうれしかった。2年後は本番までに課題作品を10個以上作れるようにして、より良い結果を残したい」と話している。

さがみはら中央区 人気記事ランキング

  • 前日
  • 1週間
  • 1か月

もっと見る

もっと見る

さがみはら中央区 人気記事ランキング

  • 前日
  • 1週間
  • 1か月

もっと見る

もっと見る

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

さがみはら中央区 ローカルニュースの新着記事

さがみはら中央区 ローカルニュースの記事を検索

コラム

コラム一覧

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS