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さがみはら中央区 経済

公開日:2023.09.28

採用は「紹介」 導入企業の現状

ラジオで紹介

 エフエムさがみで9月1日と8日に放送された情報番組に中央区相模原のマンション管理業「株式会社ウイッツコミュニティ」の若手社員2人がゲスト出演した。「Z世代」を紹介するコーナーでの登場。トークの中で話題になったのが2人の「採用」についてだ。

 同社は7年ほど前から、自社のスタッフらが知人を紹介して入社につなげる「リファラル採用」を取り入れている。この採用方法は、人材不足を課題とする企業が少なくない中、自社スタッフからの場合、企業の雰囲気をわかった上で誘うため、そこにマッチした人材につながりやすい可能性が高く、また、求人広告費の削減につながるなどで経営者の関心が高まっているものだ。

 番組で話したのは井上海樹さん(23)と井上拓さん(23)。海樹さんは3年前、母親が同社グループ会社の代表を務める柴田正隆さんと知り合いであったことから「柴田さんから」、拓さんは今年、知人の「海樹さんから」紹介を受けて入社した。

メリット多数

 柴田さんによると、この7年の間に25人ほどをリファラル制度で採用したという。その数は通常採用のおよそ半分程度。「そもそも自分の会社ややっている仕事に自信がないと紹介なんてできないと思う。紹介する側にも責任があるから、いい加減な人は連れてこない。だから離職率も低い。いい人材が集まり、求人広告に使っていたお金を社員に還元すること(謝礼)ができ、私どもの会社にとってはとてもいい仕組みになっている」と話す。

なれ合い大丈夫?

 一方、「知り合い」が増えるなか「なれ合い」で業務に支障がでる不安もあるでは?

 その点について同社中堅社員は「『報・連・相』はデジタルツールを使ったテキストでのやり取りが多く、昔に比べるとコミュニケーションが希薄になっている。そのような中、各部署間の連携をスムーズにするためにも、業務に支障が無ければ多少のなれ合いも問題ないのでは」と前向き。「『こんな質問したら迷惑かな』など遠慮して聞けないまま仕事を進めるよりも、何でも口に出しやすい関係性の方が、連携がスムーズになりミスも防げます。個人的にはデメリットよりもメリットを感じています」と現場の感想を話した。

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