和泉短期大学(中央区青葉)の学生と相模女子大学高等部(南区文京)の生徒4人が10月23日、市役所を訪れ、手作りのオレンジリボン2500個を市に寄付した。
日本で唯一「児童福祉学科」を設置している同短大が児童虐待防止を目的に毎年行っている取り組みで、昨年から同高等部も参加した。児童虐待防止のシンボルカラーであるオレンジのリボンを授業の時間や有志のボランティアで作った。
この日は代表として同学科2年生の須藤陸斗さんと副島彩羽さん、同高等部3年生の岩本紗英さんと田中美結さんが本村賢太郎市長にリボンを手渡した。須藤さんは「虐待を少なくするにはどうしたらよいか考えながら作った」と振り返った。リボンを受け取った本村市長は「オレンジリボンを活用して多くの人に児童虐待防止にご理解いただきたい」と話した。
市は寄付されたリボンを商業施設などで行う啓発活動に活用する。
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