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さがみはら中央区・緑区 文化

公開日:2026.08.13

緑区下九沢ピアノ教室 地域で音楽育て40年 15日 杜のホールで発表会

  • 連弾をする鴫原さん(手前)と娘の高橋さん

    連弾をする鴫原さん(手前)と娘の高橋さん

 緑区下九沢の「シギハラピアノ教室」が、発表会を始めて40周年を祝し8月15日(土)、ほねごり杜のホールはしもと(緑区橋本)で記念の演奏会を開催する。同教室は45年にわたり地域の子どもたちへ音楽を教え続け、これまでに千人以上を指導。地域に根差した教室として歩みを重ねてきた。

 代表の鴫原芽久美さん(75)が家族で下九沢に移り住んだのは1981年。団地や社宅、そして複数の小学校があったことから、「音楽に親しむ子どもを増やしたい」と教室を開いた。当初は目黒区の実家で営んでいたピアノ教室と合同で発表会を行っていたが、相模原の生徒が増えたことから86年に単独開催を始め、以降2年に1度、一度も欠かさず発表会を続けてきた。

 開業当初は地域とのつながりが少なかった。しかし、夫が自治会長、自身も子ども会役員を務めるなど地域活動に携わる中で少しずつ住民との交流が広がり、口コミで生徒が増加。「地域の皆さんに育ててもらった。10年ほどかけて相模原になじむことができた」と当時を振り返る。

最盛期生徒70人

 最盛期の1990年代には約70人の生徒が在籍し、1日に10人以上を指導したこともあった。卒業生の中にはプロの演奏家や音楽教員となった人もおり、毎年学校の卒業式や合唱コンクールなどで伴奏を務める生徒が複数人はいるという。

 現在も約30人が教室に通い、県立高校で音楽を教える娘の高橋美香さんも指導を手伝う。小さい頃に教えた生徒が親となり、その子どもを連れて教室を訪れるケースもあり、中には親子3代で通う家庭も。「地域の皆さんや家族の支えがあったからこそ、40年間続けることができた。卒業後もさまざまな形で音楽に携わっている生徒が多く、そんな話を聞くのがうれしい」と笑顔を見せる。

 発表会当日は教え子のバイオリン奏者・及川佳代子さんとソプラノ歌手・工藤加奈さんがゲスト出演。午前11時30分開演(11時開場)。入場無料。問い合わせは同教室【電話】042・761・4047。

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