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さがみはら中央区 社会

公開日:2026.03.19

相模原商工会議所青年部
学生の事業案へ率直に意見
ビジネスプランコンテスト

  • 学生に質問を投げ掛ける経営者

    学生に質問を投げ掛ける経営者

 「あなたたちはいくら報酬がほしいですか?」「日中のイベントが多い理由は調べましたか?」--。プロミティふちのべで2月18日、学生がビジネスプランをプレゼンテーションし、それに対して率直に意見する地元経営者の姿があった。

 この取り組みは、若者の起業意欲を高めることを目的に、相模原商工会議所青年部(以下、相模原YEG)が地元の高校生と大学生を対象に初開催したビジネスプランコンテスト「マネーの子猫」。2000年代前半に人気を博したリアリティー番組「マネーの虎」を模している。

 予算100万円で実現できるビジネスプランを考案してもらい、最も優れたプランに選ばれた挑戦者には賞金10万円を贈った。

優勝は「ゴミ箱」

 この日会場に現れた4組の高校生および大学生は、19人の経営者を前に事業内容や採算性について詳細に提案。経営者から投げ掛けられる質問に必死に食らいつき、返答していた。

 投票で優勝に選ばれたのは市内在住で和光高校(町田市)2年生の梁(りょう)旭(あさひ)さんが提案した「分別の大切さを知ってもらう!『リサイクルが目に見えるゴミ箱』」。事業計画は、子どもたちにリサイクルを身近に感じてもらえるよう、捨てたごみに応じたリサイクル品(紙ごみならティッシュなど)が出てくるごみ箱を開発し、教育機関に販売するというもの。

 梁さんは将来商品開発に携わることを目指しており、今回のコンテストに応募した。経営者とのやり取りを振り返り、「大人の世界に入ったと思った。収支の計算や協力企業を考えるのは初めてで、実際に仕事をしている人の雰囲気や他の大学生のプランも刺激になった。応募時は起業したいという思いはなかったけど、プランを作る過程は楽しかった」と言う。

 相模原YEGの担当者は梁さんの計画について「私たち経営者が『一緒にやりたい』と1番盛り上がった。『ティッシュに社名を入れたら協賛を集められる』『うちの文房具を寄付するよ』『行政と連携したほうが良い』などの声が上がり、何年後かにモデル事業が実施されてもおかしくないと思った」と話す。コンテストについては「後進を育てていく形が見えそうだった」と前向きに振り返った。

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