さがみはら中央区 社会
公開日:2026.06.10
ロボで孤独を解消 慶應大2年 篠部虹人さん【さがみはらロボットフレンドリーDay】
藤野で育ち、現在は慶應義塾大学でロボットの研究を続ける篠部虹人さん。ものづくりが好きで高校2年の時、病気で長く入院していた友人の母のために初めてロボットを開発した。
家に帰れない姿を見て、「体は病室でも分身ロボットがあれば、その場所に存在できリアルタイムで会話やリアクションができる」。そう信じて開発に没頭。完成目前で友人の母は息を引き取ってしまうが、「生きた証をロボットとして残すことが恩返しになる。同じ境遇の人に向けて」と、完成にこぎつけた。
その後、篠部さんは大学に進学し、現在は入眠を支援する呼吸型のセラピーロボットの開発に注力している。高齢者施設や病棟では夜間に眠れず不安を抱える人が多い。それに伴いナースコールが頻発し看護師の精神的・体力的負担は増大しているという。多くは集団部屋のため、夜の会話は同室者の迷惑になる。そこで篠部さんは「言語ではないアプローチ」を試みた。人は触れ合っている人の呼吸につられるという「呼吸の引き込み現象」に着目。抱えたロボットの呼吸や心拍数のリズムを通じて、利用者を自然な睡眠へと誘う。そんなロボの完成へ向け、試作を重ねている。
「ほっとけない」
篠部さんは、少年時代に一人で過ごす時間が長かった経験から、「孤独」に敏感だ。「孤独を感じている人をほっとけない」という。「孤独は1日15本の喫煙に相当するという研究もある。もはや健康にも悪影響を及ぼす大きな社会問題」と問題提起。そして「コミュニケーションテクノロジーでこの課題を解消したい」と力強く話した。
ピックアップ
意見広告・議会報告
さがみはら中央区 ローカルニュースの新着記事
コラム
さがみはら中央区編集室
042-753-8500
042-769-7001
- LINE・メール版 タウンニュース読者限定
毎月計30名様に
Amazonギフトカード
プレゼント! -

あなたの街の話題のニュースや
お得な情報などを、LINEやメールで
無料でお届けします。
通知で見逃しも防げて便利です!











