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さがみはら中央区・緑区 社会

公開日:2026.07.09

相模原市立若松小 約400人が「共サポ」に 障害者を手助けする社会へ

  • 障害者への手助けについて話し合う子どもたち

    障害者への手助けについて話し合う子どもたち

 障害者に対して日常的な手助けができる「共にささえあいサポーター(呼称/共サポ)」の養成が6月16日、市立若松小学校(南区)で始まった。400人近い児童が、障害の種類ごとにどのような困難があるか、どう支援したら良いかを学んだ。

 障害者支援施設「津久井やまゆり園」(緑区千木良)で入所者19人が殺害された事件から10年となる今年、市は共サポ制度を創設。市民に対して、高い専門性の習得ではなく「ちょっとした手助け」を促す。10年後の2036年までに、市民の約10人に1人に当たる7万人の養成を目指している。

 共サポになるには市ホームページにアップされた動画を見て申請するか、学校などで行われる講座を受講するかの2つの方法がある。年齢や住まいを問わず誰でも目指すことができる。

 この日、視覚や肢体、聴覚などの障害者へのインタビュー動画では、当事者の日常での困りごとが具体的に紹介された。「列に並んでいる時に前の人が進んだことが分からないので、『動いたよ』と声を掛けてほしい。白杖を持っているよ」(視覚障害者)といった呼び掛けに、子どもたちは真剣に耳を傾けていた。

 講座の最後には学習したことを基に障害者の支援方法を議論。共サポの証として配られたストラップについて「みんなの背中を押すものなので(特別に)ランドセルに付けてOK」とアナウンスがあると笑顔を浮かべた子どもたちから拍手が起こっていた。

 講座を受けた6年2組の松井咲樹さんはこれまで、障害者の手助けがしたくてもどうしたら良いか分からなかったという。ヘルプマークを付けた人に声を掛けられなかった経験があるが、今回さまざまな特性を知ったことで「次はできそう。頑張ります」と力強く話した。

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