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さがみはら中央区・緑区 教育

公開日:2026.08.13

麻布学生 省エネの先生に サステナッジ教育 市内で展開

  • 東京ガスの社員らが児童役となり模擬授業を実施

    東京ガスの社員らが児童役となり模擬授業を実施

 子どもたちの環境意識醸成に寄与するため、東京ガス株式会社(東京都港区)が今年度、相模原市と連携して省エネ教育プログラム「サステナッジ教育」を市内で初めて実施する。子どもたちへの指導は麻布大学(中央区淵野辺)の学生が担当する。大学生が指導員を担うのは全国で初の試み。市が東京ガスと25年に締結した「カーボンニュートラルのまちづくりに向けた連携協定」の一環として、産官学の連携で展開される。同大学で7月29日、指導員養成講習会が行われた。

 サステナッジ教育は、東京ガスと株式会社住環境計画研究所(東京都千代田区)が環境省の実証事業の一環として開発したプログラム。家庭内のCO2排出量の削減を目的に、小学生から高校生までを対象として全国で実証実験が行われた。2017年から2020年までに延べ43校で9899人が受講した。

 児童・生徒が家庭内で使用されているエネルギーに関心を持つことから始まり、現在の地球温暖化の状況を学びながら、自身の行動を変化させることでどのようにCO2削減に貢献できるかを学ぶ。東京ガスによると、これまでに受講した児童・生徒の家庭では、CO2排出量が5・1%削減されたという。

模擬授業を公開

 講習会には教員志望の学生2人が出席し、実際に行うプログラムを想定して模擬授業を披露した。ヘアドライヤーを使用した電力使用量を調べる実験を、それぞれ工夫を交えながら進行。終了後には東京ガスの社員や同大学の教諭からフィードバックを受けた。参加した1年の井上智貴さんは「教員を目指す過程で良い経験になっている。本番に向けてもう少し上手くできるように準備していきたい」とコメント。3年の中村心結さんは「環境問題について考える良いきっかけにもなっている」と話した。

 プログラムは8月28日(金)から清新小学校(中央区清新)3年生の4クラスを対象に実施される。東京ガスの担当者は「学生の指導員は児童に近い目線で教えられるので、その効果も期待している。相模原市の事例などを盛り込みながら授業を展開してもらえたら」と話す。

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