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橋本小学校 ガチャ販売で新設資金に アスレチック復活へ 木材でバードコール

教育

公開:2023年1月26日

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設置式でVサインを見せる児童
設置式でVサインを見せる児童

 老朽化により撤去された校庭のアスレチックの復活に向けて奮闘している橋本小の5年生が1月18日、アリオ橋本で「限定アスレチックガチャガチャ」の設置式を開催した。

 このガチャガチャは、アスレチックの新設資金を得るために児童が企画したもの。全児童に呼び掛け、2万8576点のベルマークを集めたチームが、どのように資金を捻出できるか考え、撤去したアスレチックの木材をガチャガチャにして販売することに。ベルマークは商品を入れるカプセルと交換した。

 さらに、「緑区には森が多く、鳥も集まる」という理由から、木材はバードコールにして販売することにした。与瀬で学習机天板の製作や間伐材の有効活用事業などに取り組む一般社団法人さがみ湖 森・モノづくり研究所(MORIMO/淵上美紀子代表理事)の協力を得て、完成させた。

 設置式には、活動に協力している企業、団体の代表者らが招待され、壇上でテープカットを実施。その後、ガチャガチャを最初に購入する人を決めるじゃんけん大会が行われた。式では児童が「全力を尽くして作ったものなので、皆さんぜひ買ってください」と呼びかけるとともに、「アスレチックを作るという夢の実現に近づいてうれしい。ご協力いただいたみなさん、どうもありがとうございます」と感謝を伝えた。

「最初に浮かんだ」

 木材をバードコールにしようと提案したのは、花形翔碧君。「木で面白いものを考えたら、一番最初に浮かんだのがバードコールだった。家族で出かけた時に買ったことがあったので浮かんだのだと思う。自分の意見が形になってうれしい」と花形君は話す。

 同校では「子どものアイデアと行動力、夢を叶えたいというエネルギーがすごい。『夢って叶えられるんだ』と話す児童もいて、これからの自信につながれば」と話す。

 なお、ガチャガチャはアリオ橋本で1個300円で販売。200個限定で、現在は完売した。同校では第2弾のガチャも検討中という。

児童が製作したバードコール
児童が製作したバードコール

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