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『首や腰の痛み』知って得する脊髄脊椎のお話 その37 脊椎靭帯骨化症
脊椎は複数の靭帯でつながって骨を安定化させています。この靭帯が骨に変形してしまう「靭帯骨化症」という疾患があります。本邦は世界的に有病率が高く、全人口の約2〜3%にこの疾患が認められるといわれています。遺伝性があり、糖尿病や肥満との関連もあります。
この疾患があっても、多くの人は無症状です。ただし後縦靭帯、黄色靭帯は脊椎の脊柱管(神経の通り道)に位置しており、これらが骨化すると神経の圧迫をおこすことがあります。頸椎後縦靭帯骨化症で首の神経が圧迫されると腕や手の痛み痺れや、手の機能障害などをおこすことがあります。胸腰椎黄色靭帯骨化症で背骨、腰骨の神経が圧迫されると、足の痺れ痛みや歩行障害などをおこすことがあります。
靭帯骨化症は薬で治療することができず、神経障害がおこった場合には手術が必要になることもあります。
次回の「知って得する脊髄脊椎のお話」については4月25日に掲載する予定です。
■取材・協力
八王子脊椎外科クリニック/東京都八王子市万町173の1
【電話】042・655・5566
【アクセス】JR八王子駅南口からタクシー3分、『京王バス』万町1丁目下車、『神奈中バス』万町2丁目下車
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